鳥取市立青谷中学校の保護者様から、１年生とその保護者を対象とした出前教室のご依頼をいただき、福居検事正を講師として、「将来の夢に向かって～ホウソウの仕事とは～」と題し、法曹及び検察官の仕事、役割などについて講義を行いました。
講義では、まず、クイズを交えながら法曹（裁判官・検察官・弁護士）の仕事を分かりやすくお伝えするとともに、講師自身の学生時代や検事としてのこれまで歩みをお話ししました。
また、当庁若手検事からのビデオメッセージを上映し、検事を目指したきっかけや仕事の魅力、中学生の皆さんへのエールをお伝えしました。後半では、グループ別に分かれ、架空の窃盗事件を題材に「この人が犯人かどうか、どうやって確かめる？」などの設問について、グループごとに相談してもらい、意見を発表してもらいました。
そして最後には、検事正から、「いろんなことに興味をもつこと！」「失敗をこわがらず、チャレンジすること！」「体力を付けること！」と中学１年生の皆さんを励ますメッセージをお伝えして締めくくりました。
生徒さんも保護者の皆さまも、みな真剣な眼差しで聴講されており、グループワークでは、捜査に関する的確な意見を発表してくれました。終了後には、「検察官という、なかなか身近にはいない職業の方のお話を直に聞け、子どもたちの将来の職業選択の視野が広がったと思います。」「とても興味深い話でした。グループワークの検察官の捜査では、色々な視点をもつことが大事なんだな、と感じました。」「我が子も帰ったら検察官のドラマを見てかっこいい！と憧れていました。」など、とても嬉しい感想をいただきました。
このような機会を設けていただいたことを感謝しております。
鳥取地検では、このほかにも庁舎見学等みなさまのニーズに応じた内容で広報活動を展開しておりますので、当庁検察広報官（0857-22-4160)までお気軽にご連絡ください。
